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2009年4月 8日 (水)

2009年4月アイビー随筆

アイビー随筆 「癌」  
         37年理学部卒 大内 建二
   
 今回の内容は多少重いものになり話も長くなりますが、皆様にも参考になるものとして書かせていただきます。
 私は今年の3月までの9年間で6回の入院・手術を繰り返しております。病名は「膀胱癌」。
 膀胱癌は発見が「極めて早期」であれば、前立腺癌と同じく手術を行えば転移も無く、命にかかわる心配はほとんど無いとされています。しかし再発の可能性が極めて高い癌としても知られています。従って検査の手抜きは絶対に許されません。
 この癌の特徴は、症状がかなり進まないと本人が自覚出来ないということにあります。私の場合は極めて初期の段階で「ささやかな」症状を自分で偶然に発見したために、現在のところ大事には至っていません。
 膀胱癌は膀胱の内壁に発生する癌で、内視鏡で見ると独特の小さなポリープが発生しています。そして放置していると癌組織が組織の奥深くまで侵入し、最終的には膀胱を全摘出し人工の膀胱を取り付けなければならなくなります。そして多くの場合、患者は進んだ状況に伴う突然の激しい血尿を見て慌てて医者に駆け込み、手遅れを知り悲劇を招きます。
 私がこれまで入院していた時、病室の大半の患者はこの状況で病院に駆けでいることを知りました。恐ろしいです。 
 私の場合は自宅のトイレで小用をした後、便器の水溜りの底に、いつもは見かけない紅茶のような茶色の少しの溜りを見つけ、「もしや血尿?」と思い、インターネットで「血尿」を検索したところ、その後の症状がまさに膀胱癌の症状と一致したために即座に病院に駆け込み、膀胱癌の診断を受け即刻手術をしたわけです。
 手術後はこの癌特有の再発を監視するために、3~4カ月に一回の膀胱内視鏡の検査を繰り返し、3~1.5年間隔で以後再発を確認し、手術を行うことで
危険を回避していました。
 膀胱癌は男性に発症の確立が高いそうです。ただ男性特有の前立腺癌の場合は、血液検査で発症の可能性を予知することができますが、膀胱癌は予知検査方法は全くありません。私は現在市立病院の泌尿器科へ定期的に通院し検査を受けております。
 おかげで担当の医師とも懇意になっておりますが、医師の話によると50歳を超えた男性も女性も、最近は何故か膀胱癌の発症の確率が高くなっているそうです。
 特に男性の皆さんには、前立腺癌の予防のための血液検査の受診を勧めると同時に、膀胱癌発症の予防のための排尿時の観察に気をつけていただきたいと思います。但し排尿時の観察は男性用の小用器では全く不可能であることを知っていただきたく思います。
 小生現在のところまずは元気でおります。

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