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2011年7月24日 (日)

2011年7月アイビー随筆

アイビー随筆 「クラス会」  

                                   37年理学部卒 大内建二

 6月5日の日曜日に東京の青山の某所で我が母校のクラス会が開かれた。昭和29年卒の我々の学年は、3クラス177名の生徒がいた。しかし長い年月の間に死亡したり住所が不明になったりで、現在は80名の所在しかわからない。
 それでも今年は35名が集まった。
 クラス会には当時の担任の先生や、理科、数学、英語、社会等の教科の先生も毎年招いていたが、次第に鬼籍に入られる方が増え、今年は遂に女性の理科の先生(84歳)だけの出席になってしまった。それもそうであろう、我々も間もなく後期高齢者の仲間入りをする年齢に近づいているのである。
 出席者は全員甚だ元気であった。クラス会の幹事は等々力の地元で事業をしている二人で、造園業を営む「かっちゃん」と、印刷屋を経営している「まさかず」である。二人とも本当に世話好きなのだ。
 話は様々で尽きない。昔の憧れの美人も普通のおばさんになっている。
 実はこの級友の中に数年前に亘理町に引っ越してきた女性がいる。彼女とは小学校時代からの馴染みで、大変によく知った仲であったが、転居の挨拶状をもらった時には大変に驚いた。
 町が町だけに震災後も彼女に電話するのをためらっていたが、クラス会を前に思い切って彼女に電話した。
「元気だよ!」との返事が返ってきた。今回の津波は彼女の家の200メートル手前まで押し寄せたが、奇跡的に助かったという。
 電話をしたのは初めてであったが、聞こえてきた声は少し古くなっていたがまさしく彼女の元気な甲高い声であった、今回は欠席するという。
 皆に彼女の近況を報告した。

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