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2012年6月14日 (木)

2012年6月アイビー随筆

アイビー随筆 「イギリス料理」

                          37年理学部卒 大内 建二

 食べることが好きなので先月に続き再び食べ物随筆を書く。「イギリス料理は不味い」とはしばしば聞かれる言葉。しかし本当のところが知りたくて、以前都内のイギリス家庭料理専門のレストランを探して行ったことがある。場所は東急東横線の中目黒駅のすぐそば。
 中年のイギリス人夫婦と一人のコックが切り盛りしている小じんまりした店。接客は奥さんが行い日本人には片言の日本語で応対している。
 メニューはその日に出来る料理をインクで手書きしたも4~5品。私が家内と行った時に注文した料理は、これぞイギリス料理の代表と言われている「キドニ―パイ」、「ウズラのあぶり焼き」そして「フィッシュ&チップス」。
 キドニ―パイは羊の腎臓をすり潰しパイ生地でくるんで焼いたもの。イギリスを代表するファストフードのフィッシュ&チップスとは、タラのフライと日本で言うところのフレンチフライドポテト。
 キドニ―パイは強烈な臭みと味で途中でギブアップ。イギリス人は何故こんな物凄い料理を食べるのだろう。ウズラのあぶり焼きは聞こえはいいが、ただでさえ小型のウズラの肉は「これでもか」と思うほどに焙られ、味もそっけもない。イギリス人自慢のフィッシュ&チップスはこれまた何の味付いていない。自分でテーブル上の塩やビネガーを振り掛けて食べるのだ!
 食事の代金は味とは反比例に高額であった。
 かつてフランスの美食家がイギリス料理を例えて、「彼の国のコックは調理方法を悪魔に仕込まれた」と表現したそうである。まさに同感。
 このレストランの名前はあえて書かない。

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