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2012年9月12日 (水)

2012年9月アイビー随筆

アイビー随筆 「初恋談議」 37年理学部卒 大内 建二

 実は先日著書の原稿に添付する学生時代の写真を漁っていたら、忘れていた小学校や中学校時代の写真が出てきた。
 しばらくその写真の思い出に浸っていたら、ほろ苦い思い出が蘇って来た。
 初恋と言えば誰でも小学校時代を思い出すに違いない。ただこの頃は恋だ愛だ等という複雑な気持ちはなく、「何となく誰かさんが好きになる」程度のものが全てであったような気がする。
 小学校の4年生の時に幼い心に何やら胸騒ぎを覚え始めた。商店街の中にある郵便局の可愛いお嬢さんとは同級生。ある時から突然彼女が気になりだした。クラスメートなのに毎日彼女に会っていても目を合わせることが出来ない。話などとんでもない。何故彼女が気になりだしたのかわからない。商店街に出て郵便局の前を通るだけで胸が高鳴る。
 しかし一年も経った頃には突然にその高鳴る気持ちが無くなった。幼い頃の一種のハシカにかかったらしい。しかしこのハシカには免疫が無いらしい。
 6年生になった時に、クラスにかわいらしい小太りの女の子が転校してきた。噂ではいい所のお嬢さんなそうだ。
 それから間もなくこのお嬢さんにあの不思議な気持ちを抱くようになった。ただ郵便局のお嬢さんの時よりも少し強い気持ちだ!
 彼女とクラスの班が一緒になった。嬉しいなんて言うものではない。飛び上がらんばかりに喜んだが、それを外にだすことは出来ない。
 ある時の給食当番で、食材が入った「バケツ」を一緒に運んだ。取っ手を持つ時に彼女と手が触れた。電気ショックと同じくらいの衝撃であった。以来彼女への不思議な気持ちは募るばかり。
 しかし卒業も近づいた頃、彼女へのやるせない気持ちは何時の間にか消えていた。これが我が初恋であったのか。

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