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2014年9月 9日 (火)

2014年7月アイビー随筆

アイビー随筆 「天国と地獄」

      37年理学部卒 大内建二  

時にはこのような随筆も楽しいのではないでしょうか。

 世間でよく聞く言葉だが、誰かが亡くなったとき必ず聞く言葉に、「あの人はいい人 だった。きっと天国に行ったね」と言う言葉がある。考えてみるとこれは大変なことで はなかろう。世間の人達はまずほとんど「あの人は地獄に行ったね」とは言わない。世界中でもまず同じではなかろうか。

 考えてみればこれは大変なことだ。人類の歴史であらかたの人間が天国に行ってしま ったとなると、現在の天国の人口は優に200億人を超えていることになる。つまり天 国は超人口過密な状態になっていることになる。もしかしたらとうの昔に天国ではテン ト生活や仮設住宅生活が始まっているのかもしれない。

 一方の地獄はその反対に超人口過疎状態に陥っていることになる。地獄の三途の川で は渡し守のショウズカ婆さんが「船賃値引きしているよ、乗って行きな」などと客に声 を掛けているかもしれない。あっちの針の山の鬼達は「今は針の先を丸めてあるから痛 くないよ!」、こっちの血の池地獄の鬼は「今は血なんか使ってないよ。皆赤ワインだ よ、飲んで行きな!」なんて言っているかもしれない。

 閻魔大王は「今は舌を抜くなんて残酷なことはやらないよ!歯周病の検査をやってい るよ。見てやるよ」なんて言っているかもしれない。サービス満点なのだ。時たま誰か が入ってくると盛大に花火が打ち上げられるのかもしれない。

 誰か実態を見て来る人いませんかね。

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