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2015年6月30日 (火)

2015年6月アイビー随筆

「普通列車は井戸端列車」 

       37年理学部卒 大内建二

 所用で最低月に一度の上京を繰り返して早14年、その回数200回は下らない。新幹線での往復も飽きてしまい、時間に余裕がある時に過去3回ほど東北本線の普通列車で上京したことがあった。学生時代の東京・仙台間の最短の交通手段は蒸気機関車牽引の急行「青葉」であった。所要時間6時間。多数走っていた普通列車では9時間以上はかかった。

 現在は東京・仙台間を直通で走る普通列車は皆無であるが、途中郡山・黒磯・宇都宮で乗り替える普通列車を使うと、乗継も数分で済みしかも電車なのでスピードも速い。所要時間は6時間少々でかつての急行並みの早さ?である(鉄道ファンは長く乗れることが楽しいのだ!)。

 3年前に長町から上野まで乗継の普通列車で出かけた。これが楽しかった。景色もゆっくり見られるし、何しろ車内の様子が楽しい。列車が白河の四つ手前の鏡石駅からの出来事を再現する。

 「アンダよく見かけっけど、何処さゆぐの」、「ワタスすか。ワタスこれから白河の病院さ行ぐの」。「何処わりーの」。「膝が痛ぐでなっす。辛いのよ」。「アレ―、ワタスは2年前にコス(腰)痛めでなっす、白河の病院でコルセットというのすか、あれさはめさせられたの。つらっくてなや、でも今は治ったの」、別の見知らぬお婆さん「アレ―、ワタスこれから白河の病院さ行っでコス(腰)見てもらうの。痛てぐで歩くのもつらいの」。「アラそれは大変だなや―! コルセットはめなきゃならねえんでないの?」 3人のお婆さんの会話は続く。そして白河に着くと3人庇い合いながら仲良く降りてゆきました。

 普通列車の乗客の会話、楽しいですよ。

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