« 2016年8月アイビー随筆 | トップページ | 2016年10月アイビー随筆 »

2016年9月28日 (水)

2016年9月アイビー随筆

 アイビー随筆「文系・理系」 

         37年理学部卒 大内 建二

 東北放送テレビの朝の顔、佐々木淳吾アナはアイビー会のメンバー。

最近忙しさが増し中々会合への出席が滞り勝ちだが、彼は毎月最終日曜日発行の河北仙販発行のタブロイド判「ひまわり通信」に小文を書いている。同僚の守屋アナと交代で書いているが、淳吾君は大変な名文家なのだ。機知に富んだ筆致の彼の文章は毎回面白い。その中でもこの7月号の彼の文「ビブンセキブンいい気分?牙むく数学にマンガ解説書」は、それらの中でも秀逸、ダントツに読者を楽しませ共感を得たことに間違いはない。

 彼は小学校時代から数学は大の苦手、算数から数学に変って行く過程の彼の苦悩ぶりが楽しませる。中学2年生の小テストで奇跡的に満点を取り、喜び勇んで担当の先生に「やったー!」と言ったら、「君、大勢に影響はない!」の一言。100点満点で11点をもらった答案用紙を父親に見せたら、理系の父親は「オレの息子ではない」の一言。落ち込む淳吾君。

 彼が何故法学部を受けたのか、よーくわかりました。翻って私はというと、「何とかの四段活用」や英語の前置詞などは無用と決めつけ、勝手気ままな勉強をした国語や英語。相通じるものを感じ共感を覚えました。

 物理学科3年生の期末テスト。超難解な物理数学の設問には数学得意な「はず」の私も“達磨さん状態”で全く手も足も出なかった。

このまま無条件降伏し、教授の軍門に下り追試を受けるのは断じてイヤだ! 一計を案じとんでもない自作問題を作り、その回答を答案用紙一杯に書いて提出、見事に及第点の60点(可)をもらった。

教授は私の敢闘精神を大いに讃え?お情けで点数をくれたことに間違いはない。冗談も通じない堅物の初老の教授にも仏心があったのだ。

文系、理系など年齢を重ねれば関係が無くなる。第一私は今や暗算すらおぼつかなくなっているのだから。

|

« 2016年8月アイビー随筆 | トップページ | 2016年10月アイビー随筆 »

アイビー随筆」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/510903/64151752

この記事へのトラックバック一覧です: 2016年9月アイビー随筆:

« 2016年8月アイビー随筆 | トップページ | 2016年10月アイビー随筆 »