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2016年12月13日 (火)

2016年12月アイビー随筆

アイビー随筆 
 「クリスマスディナー」
           37年理学部卒 大内 建二

 今から20年ほど前の事であるが、クリスマスに変わった料理を食べるのも良いことだと思い立ち、東京・中目黒にあるイギリス家庭料理の店に家内と連れ立って行った。
 東横線の中目黒駅のすぐ近くの商店街の中にある店である。ドアを開けると中年のイギリス人の女性が「イラッシャイマセ」と出迎えた。この店、イギリス人夫婦が開いている店で、シェフは息子だそうだ。客は東京在住のイギリス人が多いそうだである(調べました)。
 店の名前は「1689」。変わった名前である。席に着き婦人に店の名前の由来を聞いたら、「1689は年号で、イギリス人にとってはとても重要な年代」と片言の日本語で説明された。
 帰ってから調べたら、1688年に「イギリス名誉革命」があり翌1689年に「権利宣言」が行われた、とある。高校生の世界史の時間で習ったような記憶がよみがえった。
 イギリスに敬意を表し、クリスマスディナーとしてイギリスの代表的な料理である「フィッシュ&チップス」、「キドニーパイ」そして「ヨークシャプディング」を注文した。
 結論から言うと、とてもクリスマスを祝う料理ではなかった。「フィッシュ&チップス」はポテトフライと白身魚のフライ。何の味付けもしていない、単なる「素揚げ」である。テーブルの上にある調味料を自分で適当に振り掛けて食べるのだ。「キドニーパイ」は羊の腎臓が中身の一種のミートパイ。臭い!不味い!食べられない!なんとも不味い料理!「ヨークシャープディング」は砂糖を入れた小麦粉を練ってオーブンデ焼いたもの。名前とは裏腹な食べ物。これも「不味い」。
 結局何のためのクリスマスディナーだったのか。値段だけはめっぽう高かった!散々であった。この店既に閉店している。日本人には馴染まない!

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