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2017年1月12日 (木)

2017年1月アイビー随筆

アイビー随筆「立教大学」
          37年理学部卒 大内 建二
 
 アイビー会の皆さんは立教大学の卒業ですが、卒業して既に長い年月が経過しております。ここでまことに高邁ながら!!今回は新年にあたり、あらためて本校とその関連組織などについて復習してみたいと思います。
 本校は日本聖公会(イギリス国教会の日本名)のC・М・ウイリアムズ主教(イギリス人)が、明治7年(1874年)に当時の東京の外人居留地であった築地に、聖書教育と洋学教育を目的に開校した「立教学校」がその始まりです。
 その後大正7年に現在の池袋の地に本格的な学校として校舎を建築し、その名も立教大学と改名しましたが、本校の本館と第一学食の建物は当時のままで、現在では東京都の保存建築物に指定されていること、あるいはご存知かもしれません。気が付かれた方もあると思いますが、正面の時計台の上の四ケ所の塔屋の中の一ケ所が短くなっていますが、これは関東大震災の時に崩れたもので、そのままの姿で現在に至っているのです。
 立教大学の建学の精神は「神と国のために」ですが、この神とは日本聖公会(イギリス国教会)の主であるセント・ポールに由来するものであります。
 イギリス国教会は16世紀当時のイギリス王ヘンリー8世とエリザベス1世のときに、ローマ皇庁(ローマンカトリックの本山)から分離独立してできた宗派であります。そのために日本聖公会の儀式はカトリック教的な雰囲気を醸し出していますが、賛美歌などはプロテスタント(新教)教会とほとんど同じであります。ちなみにイギリス国教会の頂点は実質的にはイギリスのカンタベリー大主教ですが、実態はその時々のイギリス君主で、現在はエリザベス2世女王が頂点に位置しています。
 立教大学は日本聖公会の組織の中ではその頂点に位置する組織ですが、それに次ぐ組織には東京築地の国際聖路加病院、大阪府和泉市にある桃山学院(大学、高校等)、また東京の著名なお嬢様学校である香蘭女学校などがあります。
 八ヶ岳山麓の清里高原の清泉寮は今では八ヶ岳高原のシンボルとしてあまりにも有名になっていますが、ここも隣接するキープ牧場と共に日本聖公会内の組織であるキープ協会の組織下で運営されている施設です。清泉寮は立教大学が優先的な使用権を持っていること、
あるいはご存知かも。
 ここで面白い知識を一つ。私が立教大学1年生(昭和33年)の頃の清泉寮周辺は、キープ牧場を含め見渡す限りの原野の中にありましたが、当時の周辺の土地価格は一町歩(3000坪)500円(当時の学食のカレーライス10杯分の値段)で売り出されていたそうですが、誰も買い手がなかったとのこと。
 この話、当時見知った仲の清泉寮の管理人“次郎さん”(有名な管理人)から聞きました。

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