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2019年12月 2日 (月)

2019年12月アイビー随筆

 アイビー随筆12月号

  アイビー随筆「珍苗字」

               37年理学部卒 大内 建二

 

 NHKの夜の番組に「日本人のお名前」という面白い番組がある。これを見ていてハタと気が付くと、自分の周りにも結構変わった苗字、中には珍苗字ともいえる友人知人或いは付き合いの人々が居たことに気が付いた。

  小学校時代からの竹馬の友の苗字は「印田(インデン)」。変わった苗字だが三重県のごく一部に存在する苗字だそうだ。彼の親は三重県出身だ。

  中学になると「布(ヌノ)」、「干川(ホシカワ)」、「疋田(ヒキタ)」、「桃谷(モモタニ)」、「大社(オオコソ)」等が現れる。そして高校時代にはクラスメートの親友に難読の「鰀目(エノメ)」が現れた。彼は目黒区自由が丘駅前の「エノメ薬局」の三男坊で天体大好き人間であった。彼は東大の物理学科に進学し天文物理の道に入り、後に日本の電波望遠鏡開発の著名な父となった。

  大学時代にはクラスメートに「庵地(イオジ)」なる珍名が現れた。社会人になると珍名の輪は一層広がる。同期入社の友人の中に「内匠(タクミ)」、「吉鶴(ヨシツル)」、「常盤(トキワ)」、「領家(リョウケ)」、「津曲(ツマガリ)」、「行田(ギョウダ)」なる人物も現れた。そして会社の支店に勤務するようになると珍名の規模はさらに広がっていった。北海道の札幌支店に勤務した時に協力会社の人物の中に、「扇子(センス)」、「棒(ボウ)」さらに「業天(ギョウテン)」なる人物が現れた。正に仰天である。

  地方では珍苗字ばかりでなく珍駅名にも巡り合える。東北地方の珍駅名(難読駅)の横綱は青森県の五能線の「艫作」と山形県の奥羽本線の「及位」であろう。ご存知とは思うが夫々「ヘナシ」そして「ノゾキ」と読む。

  和歌山県の紀勢本線には「朝来」という駅がある。とても「アッソ」とは読めない。鹿児島県の肥薩線には「大畑」という周囲に集落もない駅がある。「オオハタ」ではなく「オコバ」と読むのだ。地名の由来が知りたいものだ。

 中国地方の山陰本線にはもっと凄い日本一の難読駅がある。「特牛」がそれだ。何と読むか? 正解は「コットイ」である。

 

 地元仙台市内にも仙山線に他の地域の人には読めない駅がある。皆がご存知の青葉区の「愛子」である。知らない人はこれを「アヤシ」とはとても読めないはずだ。

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